ブラック企業を脱出して、ホワイト企業で働き起こった変化3選。

HIDEAKI
ひでせろ

自分を消耗する職場にいる方へ。今すぐに脱出をお勧めします。世の中にチャンスは幾らでもあるので、悩まず行動に移してください。

圧倒的に人生の質が上がります!

皆さんお気づきだと思いますが、イヤイヤ長時間労働して得るものはほとんどありません。

個人的には社員に犠牲を強いるような企業は日本から淘汰されて欲しいと思っています。

私の場合、以前は1日平均15時間働く(朝8時から夜11時くらいまで)のが普通の職場でした。

よく考えなくても、メッチャ辛かった・・。

それだけが思い出です。自分を鍛えることはできましたが、この拘束時間の長さに意味はありません。

それが今は残業ゼロの8時間労働です。無駄に職場にいる必要もありません。

現在のシンガポール駐在の営業職です。以前と今でどんな変化が訪れたか、最も大きな変化を3点あげました。

その前にブラック企業かどうかの簡単な診断基準3つどうぞ。当てはまれば危険です。

①説教が多い→時間の無駄。これでモチベーションが上がる方が不思議

②部下のことを「お前」と呼ぶ→相互に尊敬できる関係が構築できない。結果、信頼感関係が築けない

③職場の話題が暗い→休みが取れない、社内コミュニケーションが取りづらいと人は自然と暗く、無口になっていきます。

私としては自分の経験から、こういった環境を打破して新しいスタートを切ってほしいと心から願っています。

変化その1 家族との時間が取れる

人間誰しもバランスが大事です。仕事、趣味、家族、雑用他・・・と挙げればやりたいことは幾らでも出てくることかと思います。

以前の会社では全て会社の都合が優先されました。ブラック会社在社時に結婚しましたが、毎日の帰りが23時以降のため、全く家族との時間を取れませんでした。

妻が友達に、

「私、毎日夜10時半になったら食事の準備を始めるの・・・」

と説明しているのを聞き、最初は笑えていましたが、しばらくすると

これは何かおかしい

ということに気づきました。もっと早く気づけよ、という感じですが、職場環境が良くない中で一生懸命仕事に取り組んでいたので自分の気持ちに気づけなかったのかもしれません。

いわゆる思考停止状態です。洗脳の常套手段で情報を遮断する、ということが行われるようですが仕事しかしていなかったので、その職場の世界の情報しか入っておらず何が正しいか判断ができていなかったと今では言えます。

こんなサービスを知っていれば、早く辞めれてよかったんですが・・。

それがどうでしょう。ちゃんとした企業に入った途端にこうなりました。

  • 残業は15分ぐらいで済む。(以前は6~7時間ぐらい残業していた)
  • 出張の予定は自分で組む。(以前は上司、会社の都合で決まった)
  • 無駄な会議が少ない。(以前はとりあえず出ろ、資料作れが普通)
  • 仕事から帰って家族と食事がとれる。(以前は一人飯。)
  • 有給休暇が取れる。(以前も有給は多少取れたが、本当に都合が悪い場合のみ。)
  • 休日出勤すれば、代休が取れる。(以前は休日出勤しても、何の見返りもない。)
  • 駐在員のため帰国休暇が取れる。年に一回2週間。

いかがでしょうか。

仕事に費やされる時間が大きく、大きく、大きく違うことがお伝えできたかと思います。例え、給料が全くの同金額であっても時給で換算すれば大幅アップです。ちなみに給料も上がりました。

変化その2 やる気が出てクリエイティブに仕事ができる

 ブラック企業でとにかく嫌だったのはヤラサレ感で仕事をすることです。

現在のホワイト企業で働くと、自分で裁量が任してもらえているので、やる気が出ます。こんな風にやってみようか、というようなアイデアもどんどん出てきます。

実際に配属されたシンガポール支店で実績を残すこともでき、売上は2015年以降ほぼ毎年上がっています。能力よりも、良いアイデアを共有、話し合いができる職場環境の影響が大きいです。

私のいたブラック企業では私語をすると上司が話題を敢えて切るように指示を出して来たり、和やかに情報交換する文化がありませんでした。そうなると、人は自然と他人とのコミュニケーションを取らなくなるようになります。

転職して正解。

人間、やはり一人ではなく、協力と助け合いで物事を進めた方が達成感もやりがいも出てくるので、しょうもない話を温かく受け入れてくれる雰囲気はとても大事です。

結果として、それが実績につながります。殺伐とした空気で電話を取ると、重たい感じが得意先にも伝わってしまうので、今は愛のある職場に営業成績を支えてもらっています。

変化その3 笑顔が増える

私は今、月曜日も金曜日も同じく楽しい気持ちで仕事に向かえます。以前は週7日間全てでリラックスできていませんでした。

職場で笑うことなんて以前はほとんどありませんでしたが、それっておかしなことです。人間は社会性の動物なので、コミュニケーションの一つで笑うこともあるのが普通でしょう。

そういう場を提供できない会社には賛同できません。

一方で、シンガポールの職場で皆さんと大いに盛り上がることがあります。もちろん真剣に仕事をする仲なので、問題について真面目に話すことも多いですが、信頼関係でつながっているのが全てと言えます。

入ってばかりでどんな会社か不安だった転職した当初、大阪のオフィスで昨日の阪神タイガースの話を部長がしているのを聞いて心から安心したのを覚えています。

自問してみてください。この会社で一生続けられるのか

 私はこの質問を自分に問いかけたとき、

ビッグな NO!!

が出てきました。

それが自分の中で結論として出ていて、さらに今いる会社でこれ以上学ぶことが無い場合はすぐに次のステップに進むことがあなたの人生にベストでは無いでしょうか。

私はこの質問によって、次の会社に機会を求めることを決意しました。

このままでいいのか、それともそれは絶対に嫌なのか。

正直な話、今いる会社の上司や先輩があなたの未来の姿に近いことは言えます。

そして、よりよい環境を求めていくことは圧倒的に善です。

世の中には便利なサービスがあふれています。一度問い合わせてみるだけでもアリです。

自分自身にも常に言っていますが、前進できるようなステップを踏んでいこうとする方を応援しています。

逃げ癖なんて「癖」は存在しない。ただ、そこに毎日の決断があるのみ

巷でよく言われる、

「一度逃げれば何度も逃げる癖がつく」

なんてものは、ただの屁理屈でそんな癖は実際には存在しません。そういう発言をする方は、その人に変化をしてほしくない=現状維持を望んでいることがほとんどです。

例えば、「ほかに行っても一緒だよ。」

夢に向かっている場合は別にして、大概、会社で働いて合わないなら辞めるのは個人の選択でしかないです。

ここまで耐えたあなた、素晴らしいです。人生の方向性を変えても誰も文句は言えないはずです。

そして、最後に、

あなたの人生の上司はあなた自身です!

とお伝えしておきます。

皆様の勇気ある決断を心から応援しています。

以上です。

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