なぜタバコを吸わないでいられるのか。吸わない人の考えていること。

ひでせろ
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タバコを吸わない、もしくは全く持ってタバコを吸いたくならないの人の頭の中を紹介します。

なぜタバコをずっと吸わないで人生を生きていけるのか。

結論から言うと、タバコを吸わないことでのメリットをいつも感じているからです。

考えれば考えるほど気持ちいいものです。

さらに「もし吸っていたら、いかに面倒なことが起こるか」という仮想のデメリットを

お守り代わりに持っています。これも大きいです。

それがどういうことなのか、それぞれ例を挙げて説明します。

タバコを吸わないメリット:金銭編

単純に金銭的なメリットがあります。

1日1箱のタバコを吸うと仮定した場合、年間で約22万円がかかります。

それでは詳細を見てみましょう。

マルボロは1箱600円です。(※2022年価格)

600円 x 30日 = 18,000円/月 がかかります。結構な金額です。

これが1年続くと、

18,000円 x 12 = 216,000 円/年間 となります。

吸わないことで、約22万円も家計負担が減るとなれば大きなことです。

この金額があれば相当に良い一眼レフカメラが買えます。

毎年最新版のiPhoneが買えます、その上、ノートパソコンを買ってやっと22万円ぐらいです。

時々、友人、家族と良いレストランに行けます。

何より、仮にこの金額を本や自己投資、株式投資に使えば数年で大きな成果が得られることでしょう。

この22万円のお金、ほとんどのサラリーマンの場合、出世でもしない限り22万円もの給与上昇は

起こりません。

「なぜか手元のお金が消えていくな・・」と感じている方は、このたばこ代を

侮っていませんか? 

私の場合、本を大量に買う方ですが、

「タバコ代を想定すれば、本はいくら買っても全く問題ない、実質ゼロ」と

自分への言い訳にしています。

漫才師のサンドウィッチマンのドーナツは実質ゼロカロリー理論の応用とも言えます。

そしてお伝えしたいのは、私自身が人生ではプラスの影響しか感じていません。

お読みいただいているあなたにも一考の価値がありますので、一度、

自分のタバコ消費のペースを基に計算してみてください。

これで、吸う気が失せれば儲けものです。

番外編で電子タバコなどは、トータルのコストとしては安くなりますが、

人間て不思議なもので安くなったらその分、多く吸ってもいいや、と思いがちです。

結局、程度の差こそあれ出費には変わらないことを認識していただければ幸いです。

タバコを吸わないメリット:時間編

吸う時間もそうですが、タバコがきれてコンビニに買いに行く時間も侮れません。

私の場合は明確に想像上でタバコを吸い始めたくないシチュエーションがあります。

それは、

ある寒い冬の深夜にタバコがきれて、コンビニに買いに行かないと吸えないという状況です。

これを想像しただけで、吸ってもいないのに吸う気が失せます。

「あー面倒。なんで寒い中、わざわざ上着を着て買いに行くのか。」

「これはセルフ罰ゲームか?」

と感じずにはいられません。

ありがとう想像力と言いたいところです。

さらに、吸う場面を想像するともう勘弁してほしいという気持ちになれます。

朝起きて、吸う。

コーヒーを飲んで、吸う。

会社に着く前に、吸う。

出社後メールチェックが終わり、吸う。

お昼ご飯前に、吸う。

昼食後の一服で、吸う。

午後の仕事が一段落して、吸う。

上司、同僚に誘われて、吸う。

イライラすることがあって、吸う。

得意先訪問前に、吸う。

得意先との商談後に、吸う。

夕方、全ての仕事が一段落して、吸う。

帰宅して、吸う。

夕食後に、吸う。

就寝前に、吸う。

私の同僚、上司の行動を思い返して、思いつく限りタバコを吸う場面をかき出しました。

これでも15本分です。一度に2本吸うこともあるので、そうなると1箱分に到達します。

20本 x 5分 = 100分。この時間、タバコをやめれば他に使えますよ。

逆にこれをやれと言われても、面倒なんです。時間泥棒としか感じないのです。

仮に無料や給料を払ってくれるとしても吸いたくない、と思っているぐらいです。

タバコを吸わないメリット:健康編

タバコを吸う人は健康についてそれほど気にしていませんが、

病院に通うリスクを減らす= 病院通いという面倒な行事が減る

と考えれば、将来の時間への投資になります。

ただ、健康への影響は個人差があるので一概には言えません。

統計的にはリスクが高まることが間違いなさそうです。

その辺の詳しい話は、上記のがんー4,000年の歴史ーに詳しいのでどうぞ。

逆にタバコを吸うメリットは?

タバコを吸うことのメリットも当然、あると思います。

人によっては落ち着くなど、心理的な作用は無視できません。

また、吸わない人にとって、喫煙所でのタバコを吸う人コミュニティの存在は少し羨ましいです。

それも一つのメリットと言えるのではないでしょうか。

特に得意先の偉いさんが吸う人であれば、こちらが若手、中堅、役員に関係なく

喫煙所で話の輪に入っていけます。

通常では、そんな場面はなかなか無くタバコが吸えるだけで商売に繋がることもあります。

私の以前の上司は、得意先の外の喫煙所にわざわざタバコを吸いにいっていました。

「商談のアポイントメント無しで、役員から若手まで全て会える」

と豪語していましたが、まさにその通りでした。

敢えて挙げるメリットとしてはそのぐらいでしょうか。

タバコをスパッとやめた友人のやめる方法紹介

タバコは中毒性が高いので習慣を始めてしまった以上、

やめたくてもやめられない人が相当数いることも理解しています。

そのうちの一人がタバコを止めた方法を紹介します。

それは・・・

今、手元にあるタバコをゴミ箱に捨てることです。

中身がまだ残っていることが大切です。

誰かにあげてもダメです。あくまで捨てることを自我が見ていることが重要なのです。

理由を説明します。

行動経済学でも良く言われることなのですが、人は利益よりも損失に敏感に反応します。

例えば箱に15本残った状態で捨てれば、とんでもなく損です。

15回分の一服時間を捨てるのと同義と言えるからです。

ただ、それを乗り越えて捨てることにより、それほどに本気であることが

自分自身の脳にドカンと伝わるのです。

もったいない、とんでもない損失だと感じれば感じるほど効果があります。

損失への反応が大きいので、

「あんなにもったいないことをしたんだから、さすがにもう吸う訳にはいかない」

となります。損切りの痛みを感じることが重要です。

人にあげてしまうとそれは他人へのギフトと脳が認識しかねないので、やめましょう。

さらに大事なことは「この箱が終わってからもうやめよう」

は後ほど自分に言い訳ができるのでよくありません。

以上の理由から今、手元にあるあなたのその1箱を丸ごと捨ててみましょう。

少なくともその日は吸わなくて済みます。

ヒトが損失に関して敏感な件に関しては行動経済学の名著であるこちらをどうぞ。

結論:タバコを吸わないことで自由なお金が時間が増える。面倒なことも避けられる。

最後に吸わないメリットをおさらいしてみましょう。

①年間で約22万円が浮く。

②浮いたお金で自己投資、好きなものが買いやすくなる。

③毎日100分、年間で36,500分 が浮く。

 つまり一日の実働時間を16時間とすると年間38日分が浮きます。

④将来の病院通いの時間が浮く(可能性)

いかがでしょうか。

吸わない人には吸わないことで、こんなにも得しているという気持ちになり、

吸う人にとっては「このまま吸い続けて良いのか、もっと違う使い道があるのではないか」

と思うきっかけとなれば幸いです。

以上。

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